結婚指輪を購入して、結婚が見えた。

このブログ、毎月100以上は閲覧されるのだけど、よく見られているのが2011年の大学入試の記事とティラミスの記事。
あれから7年経過し、社会人2年目です。こんにちは。

今年で齢25になる私なのですが、今年の2/17の寝起き、入籍する日をだいたい決めました。
...
7月に誕生日と3年半記念を迎えるから、その日に美味しいご飯を食べながら正式に婚約かな、というとこまで話した。
口頭での婚約はこの日に済んでいたのかもしれないけど、「彼が私の婚約者」という実感は一切湧いてこなかった。

婚約といえば婚約指輪だけど、私は必要性を感じていない。
理由は、①高い ②私だけしかつけない ③服装的に派手な指輪が似合わない、の2点。
家族への挨拶やら顔合わせやら引越しやらがあるから、必要最低限のものだけ揃えていきたいし、それなら今後必要な結婚指輪を婚約指輪の代わりにしようという話になり、結婚指輪のみ購入を決定。
ネットを軽く見てみても、最近は婚約時に婚約指輪買わないケースもあるみたいだし、そもそも結婚の形も様々だから決まりもないし、我々はそうやっていく。
その方向性を決めた時期は、2月下旬だった気がする。

ちなみに、ここまで書いてわかるように、
我々は結婚に対してはあまり夢を抱いていない。
かなり計画的に予定を決めてる。サプライズもないし、不要。
結婚するきっかけも、非常に打算的。
よく、プロポーズしてもらって泣く方がいるみたいだけど、そこまでか?と思っている。
7月のあの日に私は「はい」と答え、指輪をつけて、美味しいご飯を食べるのだろうな。


そこから指輪探しをしようと思って検索してみるも、たくさんブランドがあって難しすぎるし、どれも同じに見えてくる、というのが最初の感想。
ティファニーカルティエくらいしか知らなかったレベルで無知だったから、本当に謎すぎた。どうやって決めればいいのかよくわからないなーと思っていた。

4月末、寝る前にTLを眺めてたら、瀬戸弘司の結婚指輪購入動画が流れてきてなんとなく見てみた。

瀬戸弘司、ついに結婚指輪を買う。

俗っぽい動画を貼るの、すごく抵抗があるけど、事実だから貼る。
瀬戸弘司は、入籍して2年経ち、結婚記念日に婚約指輪と結婚指輪を「俄(NIWAKA)」というブランドで購入したそうだ。
俄は、京都のブランドで、指輪に和をモチーフにした名前がついていてデザインもその名にちなんでいるということ、指輪を発注してから1ヶ月半ほどかかるという情報を手に入れた。

早速、俄のサイトを見てみると、私の好きな名前「凛」の指輪があるということを知る。デザインも綺麗で、一目惚れした。

瀬戸弘司が好きな彼にその情報を与えると、7月に指輪を用意するなら、5月中旬には決めなきゃいけないね、という意見は一致。
サイトを調べさせたら、「由良」という指輪の形が良い、とのこと。ここは不一致。

それから本腰を入れて探そうと思い、Googleで「結婚指輪 ブランド」で検索して色々見てみるも、やはりよくわからない。
全部同じに見えてくるから、決め手が見つからない。あと、かわいいデザインが多すぎて、なんだか違うな、という指輪が多すぎる。
色々検索してみても、「凛」という名前に惹かれてる点で俄しか考えられない。彼は特にこだわりがないみたい(探すのが面倒そう)だったから、とりあえず銀座に行けば沢山指輪売ってるお店あるし、銀座行って回ろう、ということになった。

マイナビウェディングで来店予約すると何かもらえるとのことで予約しようと思ったけど、私が前日終電で帰宅したから(ごめんな彼氏)、予約できず。
土日は激混みするらしいから、開店凸するために早起きして行くことに。行こうと思っていたお店は、俄、アイプリモ、ティファニー

5/13、朝ごはんを銀座のロッテリアで食べ、三越で買い物を済ませ(アルビオン最高)、1店舗目の「俄」へ。入り口が自動ドアだけど、襖のようになっていて、重々しい雰囲気が漂う。
入店すると1階の店員さんに「この度はご来店誠にありがとうございます。婚約指輪、結婚指輪、どちらをお探しでしょうか?」と訊かれて、「結婚指輪です」と答えると「この度は誠におめでとうございます」と言われた。

友人数人には口頭婚約の報告をしたけど盛り上がるだけ。
家族にもまだ言っていなくて(お互いの家には4回以上遊びに行っているから公認の仲ではある)、丁寧にお祝いの言葉を言われるのは初めてで、すごく恥ずかしかった。
「ご覧になられますか?」と訊かれて「はい」と答えると、予約の空きがあるか確認してもらった。奇跡的に、その店員さんが空いていたので、そのままその方に連れられ、2階に案内された。

気になる指輪があると伝え、「凛」と「由良」を出してもらった。
早速試着をする。2人で。

指輪の感想の前に、まず、彼が指輪をつけていることにとてつもなく違和感を覚えた。
私はファッションで指輪をつけることがあったが、彼が指輪をつけることはない。
その彼が、急に私と同じ種類の指輪をつけている現実。受け入れるのに時間が要る。
男性が左手薬指に指輪をつけること、それすなわち、結婚している相手がいる、という証。
それを、自分の彼氏で実感しているのか、今……と。
嬉しい幸せ、ではなく、ただただ、違和感。彼氏が誰かの男になるのか、と。
誰か=私、なのだけど、それでもやっぱり、心はざわついた。

そんな違和感はさておいて、デザインを見ていかなければならなかった。

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凛の女性のリングは、側面(上下)にダイヤがあって、さりげなくキラキラする。

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由良はシンプルだけど少々ウェーブが多いため、若干角ばって見える。

凛のウェーブは好きだけど、ダイヤを常に身につけるのは緊張感がありすぎたり、そんなにキラキラさせなくてもいいかなと思ったりして、決めきれなかった。
「シンプルなのがいいです」と伝えると「結」「笹舟」を出してもらった。

たくさん見ていくと悩んでしまうから、順位付けして選択肢を減らしていく必要があるとのことで、店員さんの質問に答えながら、選択肢を減らしていった。
例えば、
Q. 女性は凛、男性は由良、という風に、異なるデザインでお作りもできますが、
 お二人で同じ指輪をご希望でしょうか?
A. はい。結婚指輪って同じものを着けるイメージが強いので。(あと個人的な希望も。)
 →私の意見も彼の意見も取り入れる必要があるし、男性デザインも考えなければならない。

彼は「笹舟」がしっくりきたらしい。
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緩やかなS字ウェーブになっているのが写真でわかる。
「凛」と「由良」の中間、という太さと曲線。
あと、写真ではわからないが、手のひら側の指輪の厚みが薄くなっているため、着けている感覚が減り、大変つけ心地がよい、とのこと。
彼も「すごくつけ心地が良い」と言っていた気がする。

私はいまいちしっくりこなくて悩んでいた。「笹舟」と「凛」で最後まで悩んだ。
悩んでいた私に店員さんが言っていたのは、
・笹舟という名前なので七夕にご縁のある方(入籍日、誕生日等)が購入することが多い
・結婚指輪は一生モノだから、「彼の意見を尊重した」という思いが込められた指輪を身につけるのも素敵なこと

ずっと着け続けて、店員さんと彼の話をいろいろと聞いていたら、しっくりくるようになって、笹舟購入を決めた。
この時点では80%程、「笹舟」賛成派、だった。20%はまだ反対派。

と、そこで、「いや待て、まだ1店舗目だぞ?まだ銀座にはお店たくさんあるぞ?」と。
小さな声で彼に相談したけど、私の心の中では決まっていた。
これ以上他の店に行って、この意志が揺らいで、更に悩む未来しか見えない。
もっと悩むくらいなら、この「笹舟」とのご縁を優先しようと決意。
「いや、いいや、これで決めよう」と伝え、再度購入決定。

それから、契約スペースに移動。12時近くにはスペース5つ?中4つは使っていたかな。
みなさま、おめでとうございます。
椅子に座って、個人情報の記入。その時にサイズを測った。私は、7号と6号が入るけど、6号はちょっときついから7号で決定。私は、先端に向かって細くなっていく指をしている、とのことだった。彼氏、計測開始。節が太い指で、14.5号だった。
その後、内側のダイヤの話(無し)、表面加工の話(ヘアライン)、印字の話(無し)を聞き、それぞれ決めた。2年以内に、表面加工と印字は無料で変更可能らしいから、入籍日が決まったら印字を頼む予定だ。ヘアライン加工もしっくりこなかったら、マットかグロスに変更する。(チケット1枚で、どちらか or どちらもを1回だけ頼める。)
ちなみに、当日は前金として、購入代1割、または全額を支払わなければならないらしい。

その後、彼氏が契約書にサインをした時に、店員さんが
「左利きなんですね!そうしたら、つけ心地とか大事ですよね」と。
そうじゃん、彼氏、左利きじゃん…………。
テンパって「あれ?んじゃ指輪は右手……に……いや違う」と発言してしまった。
彼「時計じゃあるまいし」店員さん「心臓に一番近いところ、ということで左手薬指なんですよ」。
ごめんなさい、彼氏の利き手、忘れてました…………。
私がファッションで利き手の右手に指輪つけてる時、たびたび物に指輪が当たって気になることがあるけど、それを毎日やるのか、彼は。
つけ心地だって、Not 利き手よりも圧倒的に利き手の方が気になるし。
「笹舟」はつけ心地は抜群だったから、それは「笹舟」にして正解だったな、とここで賛成100%になった。
気づくのが遅すぎた、私。

賛成100%になった私が更に思い出した。
私の誕生日が七夕ニアなのはそうなのだけど、あともう1つ「笹」エピソードがあった。私の出身地の郷土料理に「笹寿し」があった。笹の葉に寿司飯を平に敷いて、その上に具を載せてあるお寿司。
彼も、私の実家に遊びに来た時に食べていて覚えていた。
これは出会うべくして出会ったな、と改めて思った。

あと、ここでまた一つ初体験をしたのが、連署
購入してくれるのは彼氏だけど、契約者は私も含まれるらしいから、契約書のサインは連署だった。
苗字はまだ違うけど、連署すると本当に、ソレっぽい。
出来上がった契約書類、インクで印刷された2人の名前が縦に並んでいる。
書類上で2人の名前が並ぶこと、同じバイト先でさえ無かったから、すごく感動した。

手続きは完了し、お店を後に。店員さんと、アルビオンは最高ですよね話をした。
店から出て、ようやくいつもの2人になった。リラックスしたら泣けてきた。
結婚を実感することが多すぎたこと、結婚が自分にとって嬉しいことなのだという実感、
指輪が届くのがとても楽しみだということ、色々な感情が湧き上がってきて目が潤んだ。

7月の誕生日が今からとっても楽しみだし、
泣かないと思っていたけどもう既に泣いているし、
きっと私もプロポーズをされて、泣くのだろう。